2015422日(水) 小鹿田焼の里

窯元めぐりの最後は、いよいよ「小鹿田(おんた)焼の里」だ。

「日田市観光協会」HPの「小鹿田焼の里」のページはこちら

大分県日田市源栄町(もとえまち)皿山  電話:0973-22-2036(日田市観光協会) 0973-29-2020(小鹿田焼陶芸館)

里に入ってすぐの窯元で登り窯を見学していると、どこからともなく唐臼の音が聞こえてくる。

元桶(もとおけ)や土濾し桶。そして、乾燥させているのだろうと思われる粘土も見える。

川の水を受ける桶?は大きさがそれぞれ違っていて、杵の落ちる速度が違うらしい。

唐臼だけで、時間をかけてゆっくり陶土づくりをするのは、世界的にも珍しいらしいとウェブにも書いてある。

ぜひとも、後の世まで残してもらいたい景色だ。

どこを歩いていても、らしい風景が広がり、なんか自分でも顔がにやけてくるのが分かる。

どこの窯元も、「小鹿田焼唐臼祭」(5/35/4)の準備に大忙しの様で、中には立ち入りお断りの張り紙がしてある窯元もあった。このところずっと雨が続いていたし、昨日、今日と、お天道様の光を受けてお皿も嬉しそうだ。

ここにも、棟方志功さんの作品があった。

正面からだと絵が見えなかったが、少し斜めに立つと見えた。小石原にあったのとは、かなり違うように見える(ここ)。

線が薄くて分からないというのもあるが、そうと言われなければ棟方作品だと分からない。

というか、ガイドさんに連れてきてもらわなければ、こんな貴重なものは見られなかったね。多分。

石碑(道祖神)の両脇にある石像が、どことなく韓国風のように見えたが、すぐそばに韓国とつながっていると分かる碑もあった。

あいにくこの日は、歴史資料館「小鹿田焼陶芸館(入館無料)」が休館日だったのが残念。また来いということかな?

ガイドの小野さんとはここでお別れ。小野さんは、観光サイトの「東峰見聞録」も主催しておられる。どのページを拝見しても、東峰村への愛情が伝わってくるが、それもそのはず、東峰村の役に立ちたいと仕事を辞めてUターンされたと話しておられた。

某窯元の次男坊というだけあって、焼物については特に造詣が深く、だからと言って難しい説明ではなく、素人のははにも分かるようにやさしく説明してくださった。

既定の時間(5時間で5,000/人)を1時間オーバーしたので+1,000円で、占めて12,000円になったが、ふらりと行って窯元の作業場に立ち入ることはマナー違反だろうし、ガイドさんに案内され窯元めぐりをして、生で作品作りを見るという貴重な体験ができたのだから、このツアーに申し込んで正解だったと、満足している。

公のサイトだと思っていたので、実は以前作成したページにもリンクさせていただいているのだが、今回お話して初めて個人のサイトだと判明。改めてサイトへのリンクの許可をいただいたので、あちこちにリンクを貼りまくっている。

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