2013年10月28日(月) 錦秋の富士12景を巡る旅2 |
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朝食が6時半だったので、少し早起きしてリゾート内を散策してみることにした。スポニチも買わないと。 ○「蓼科東急リゾート」のHPはこちら |
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蓼科高原(たてしなこうげん) |
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朝5時半は、まだ真っ暗だ。ちちは用意していた懐中電灯(ウォーキング用)持参だ。 |
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海抜1320mもあるのか。冷え込む訳だ。その分紅葉が見事。 真っ赤なドウダンツツジや桜、紅葉が深まっていくときの紅葉(もみじ)のグラデーションがホントきれいで、寒さも忘れ写真を撮った。 |
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「鹿山の湯」がある場所まで来たら、かなり明るくなってきた。 新聞を買い求めて、急いでホテルに戻る。朝ご飯が待っているからね。スパの前の紅葉もきれいだ。 |
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カーブミラーが曇って、役目を果たしていない。冬の朝の通勤は怖いな。 宿に帰るころにはかなり明るくなっていた。 |
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ははは、朝は和食にした。アジの開きなどなど。何と言っても温泉卵の黄身の色が... |
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車窓からの眺めと、ちょこっと精進湖(しょうじこ) |
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さて、今日からいよいよ富士12景を巡る旅。見られるかなと、楽しみだ。 車窓から望む山々の稜線もくっきり。ガイドさんの説明を受けてもさっぱりのははだが、まぁ、きれいだなというのが分かればいいか? 1景目の車窓からの精進湖(てっきり「しょうじんこ」かと思っていた。恥ずかしい…)は、雲が邪魔をして×だった。 折角晴れたのに、何だか幸先が悪いな。うまく写真も撮れなかったし。 ○富士五湖観光連盟「富士山 富士五湖エリアガイド」のHPはこちら |
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本栖湖(もとすこ) |
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2景目の本栖湖(もとすこ)も、すそ野がちょっとだけなので×。 いつまでも雲が晴れるのを待っていられないしと、心を残しながら本栖湖を出発。 車窓から見る3景目の西湖(さいこ)も×だった。 |
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河口湖・大石公園 |
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「もうぼちぼち、現れてくれ!」と祈りながら、河口湖へ。曇っている。 逆さ富士の名所ということだが、滞在予定の20分の間に富士は姿を現してくれるのか?大石公園を歩いてみる。 「富士山の集いモニュメント」は、全国各地の「富士」の愛称がついた山の石でできているらしい。 |
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1番は当然富士山の石だ。2番蝦夷富士(羊蹄山・北海道京極町)、3番蝦夷富士(後方羊蹄山・北海道喜茂別町)、4番蝦夷富士(羊蹄山・北海道ニセコ町)、5番不二山(北海道上磯超)といった、北は北海道から南は沖縄まで252個の石が集まっている。 |
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「おかむらさき」というラベンダーらしい。紫のじゅうたん越しの富士山は壮観だろうなと想像してみる。 |
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ここも裾野だけかとあきらめかけたその時… |
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もうちょっとなのに、なかなか雲が動いてくれない。結構頬にあたるので、風はあると思うのに、上空の雲を動かすほどではないんだな。悔しいが、仕方ない。 河口湖は裾野だけでなく、ちょっとだけ上部も見えたので、△にしておこう。 名物らしい「ほうとう」が、今日のお昼だ。河口湖畔に立つ「蓬莱家」というお店だ。 |
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食事を済ませ少し時間があったので、湖畔を散歩してみる。ここの2階から眺める湖は抜群だったので、期待して外に出たが、平地からのそれは、期待ほどではなかった。雲はあるものの青い空が広がり、次の1景「カチカチ山」からの眺望に、期待を抱かせてくれる。頼むよ! |
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いいお天気なのに、何で富士山が見えないんだろうと思いながら「カチカチ山」へ。富士山と河口湖の全景が見える予定だが、果たして富士山のご機嫌やいかに? |
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天上山公園カチカチ山 |
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富士急ハイランドは(霞んではいたけれど)見えたのに、ここ「天上山公園カチカチ山」からの富士山もやっぱり× |
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忍野八海(おしのはっかい) |
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富士山からの伏流水でできた八つの湧水池である「忍野八海」。日本名水百選にも選ばれているとか。 「30秒間名水に手を入れてみてください。(指だけはお断り)つめたいよ〜」と書いてあるが、富士山の雪解け水は冷たくて30秒どころか、10秒もたなかったよ。 |
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国指定天然記念物忍野八海「湧池(わくいけ)」は、「直径約12メートルのほぼ円錐状の池で、直視深度約3メートル、潜水震度5メートル前後である」との説明がある。湧出量ならびに景観は八海中随一との記載もあり、周辺に生い茂るキショウモが、湧水の勢いに煽られてひるがえるようすは珍しいながめとか。 面積:152u 湧出量:2.2立方メートル/秒 年平均水温:13度 水素イオン濃度:7.1 |
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↑ 「中池水深 十米、池の底まで五米、底より下五米」と書いてある。 |
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国指定天然記念物忍野八海「濁池(にごりいけ)」は、「川床に一区画をもった、ほぼだ円形の小池で、池としての景観をようやくとどめる程度である。部分的に濁っているが、少量をくみとるときれいである」とか。 面積:36u、湧出量:0.041立方メートル/秒、年平均水温:12度、水素イオン濃度:6.5 |
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近くを一巡してバスのところまで戻ってくると、富士山の頂が見えている! ははが思いっきり息を吹きかけ、吹き飛ばそうとしてもビクともせず、頂上に居座り続けていた雲が動いているではないか。 が、場所が悪く、しかも逆光ときた。折角なのに、戻る時間もないし、悔しいな。 でも忍野八海の富士山は、まぁ〇かな。 |
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山中湖・長池親水公園 |
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あーぁ、ここ山中湖も、雲が居座って動いてくれない。20分間だけの滞在で、怒っているのかもしれない。 |
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箱根大涌谷(おおわくだに)地獄 |
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「大涌谷では、きっと富士山が見えるよ」とガイドさんに励まされ、もう少し待ったら雲が晴れるかもしれないのにと思いながら、しぶしぶバスに乗る。大涌谷に近づくと、今まで見たこともないような一面ススキの草原が目の前にわーっと広がる。話には聞いていたが、これが「千石原のススキ」か? 実に見事で、バスからでも目の保養ができた。うまくカメラに収められなかったが、一体何事かと驚くほど人の波がずーっと続き、さすが天下の箱根だ。 ○箱根ナビの「特集 箱根のススキ」のページはこちら ○国立公園箱根 大涌谷観光センター「大涌谷」のHPはこちら 神奈川県足柄下郡箱根町千石原1251 電話:0460-84-9605 |
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噴煙がわき上がる「大涌谷」にやってきた。千百年の昔、弘法大師も旅の途中、この地に立ち寄ったという。 レストラン・売店がある所まで来ると、遠くに富士山の頂が見える。霞んではいるが、初めて富士山らしい威容だ。 |
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車越しではなくもっと景色の良いところはないか、キョロキョロしてふとみると、有害な火山ガス(亜硫酸ガス・硫化水素ガス)が多く流れており、長時間立ち止まらないようにしてくださいと書かれた看板が立てられている。≪火山ガス注意≫といわれると、ちょっと怖いけど、鉄柵を押しあけ、登山道を登ってみることにする。 |
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見えた! 昔新幹線から見た富士山でさえ、こんなに霞んではいなかった、願わくばもっとはっきりと拝ませて欲しいが、贅沢は言うまい。明日に期待しながら、今日一番の富士山をカメラに収める。 |
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そうだ。安心したらお腹が空いたし、食べたら延命長寿の効果があるという大涌谷名物「黒たまご」を買おう。5個入り500円。5個も要らんけど、ばら売りはなかった。商魂たくましいな。 ○国立公園箱根大涌谷観光センター「大涌谷」の「黒たまご」のページはこちら |
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早速バスの中で食べた。あつあつだったので美味しかったけど、黄身が濃い訳でもなく、半熟でもなく、普通のたまごだったな。 |
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今夜のお宿 |
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今日のお宿は、箱根十七湯の中で一番標高が高い場所にあるという「箱根湯の花温泉ホテル」だ。掘り炬燵のある前室に広々とした和室で、部屋だけ見るとホテルのような気がしない。さぁ、まずはお風呂をいただだこう。 ○「箱根湯の花温泉ホテル」のHPはこちら 神奈川県足柄下郡箱根町芦ノ湖93 電話:0460-83-5111 |
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今日は和食だ。実は卵が残っていたので、明日は冷めて美味しくなくなるしと、食事の前に残った卵を二人で頑張って平らげた。 だから、あまりお腹が空いていなかったが、食事の時間が決まっているし仕方ないな。 頭の×印は、ははが食べられなかったお皿。 |
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左手前)先付:薩摩芋葛寄せ、末広胡瓜、烏賊塩辛 左後ろ)前菜:帆立サラダ、蓮根小袖寿司、エシャレット 右)お造り:カンパチ重ね、鮪小角、妻一式 |
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×焼物:鮭柚庵焼き 紅白はじかみ |
×蒸鉢:餡かけ茶わん蒸し、青身、玉あられ |
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×中皿:カイザーロール クリーム焼き 海老、帆立、烏賊 |
煮物:道明寺饅頭 青身 |
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△鍋物:鴨と茸の鍋 |
×デザート |
そういえば、ガイドさんが高らかに歌ってくれた「箱根八里(はこねはちり)」の歌詞の額が、食事する場所にかかっていた。 作曲者だけは知っているが、頭だけしか歌えないし、読めない。ググってみたらこんなページがあった。 リンクさせてもらってもいいのかな? ○「世界の民謡・童謡」の「箱根八里」のページはこちら |
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「明日こそすばらしい富士山が拝めますように!」と願いながら、多くなってしまった荷物の整理をする。 リモコンには「字幕」表示があるのに、テレビは字幕になってくれない。仕方ないのでテレビはあきらめる。そういえば、さっき入った乳白色のお湯(単純硫黄泉)のほのかな香りは、疲れを癒してくれそうな気がする。満天の星空を眺めながら、もう一っ風呂入るかと露天風呂へ。明日もお天気よさそうだな。 |
2013/10/27「錦秋の富士12景を巡る旅1(馬籠宿)」
2013/10/29「錦秋の富士12景を巡る旅3(成川美術館、富士川SA、三保の松原)」
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