20131019日(土) 福岡県朝倉郡東峰村

わが家には冬用タイヤを置くスペースがないので、飯塚に置かせてもらっている。で、タイヤ交換は飯塚でしている訳だが、今回車検に備えタイヤ交換(冬用にではなく通常)に行くついでに、筑前岩屋駅を再度訪れた。以前「筑前岩屋駅」に行ったとき(ここ)、駅構内に貼ってあった「高倉健展」のポスターを見たときから「.行きたい!」と思っていた。ちちに聞こえるように、「健さんに会いに行きたいな〜」とか「電車がめがね橋を走るのを見たいな〜」とつぶやいていたのが、奏功したらしい。

明日は時々雨が降りそうな空模様。今日の方が多少はいいかな?と出かけたが、時折晴れ間が覗くものの、曇り空。ついてないな。

○東峰村の観光情報ページはこちら

  山村文化交流の郷「いぶき館」、自然竹の棚田)、歴史筑前岩屋駅めがね橋

 宝珠山庁舎:福岡県朝倉郡東峰村大字宝珠山6425  電話0946-72-2311

筑前岩屋駅

少し紅葉が始まっている。もみじに染まる駅もいいかもしれない。

ちちが「くるで〜」と言ってから、どのくらい待っただろうか。なかなかお目当ての列車は来ない。やっと二つの目玉が見えるまで、構えては降ろしだったので、いくらカメラが軽いとはいえ一眼レフなので、疲れてしまった。少し斜めになったか?

日田英彦山線「釈迦岳トンネル」を調べてみたら、全長4380mというJR九州2番目の長さのトンネルなんだとか。

どうりで、なかなか見えないはずだ。

ゆっくりと、走り去って行った。

さぁ、次の電車まで少し時間があるので、「竹の棚田」で少し時間調整をして、「めがね橋」の上を走る列車をとるぞ〜

竹の棚田・めがね橋

まずは、棚田親水公園から300mくらいの所にかかるアーチ型の石橋「栗木野橋梁(金剛野)」へ。

裏側にも回ってみる。

列車が通り過ぎる風景は、「宝珠山橋梁(奈良尾)」で撮ることにして、もう少し岩屋駅の方へ戻って、県道に入って最初に出迎えてくれる橋「第二大行司橋梁(松尾)」にやってきた。近くまで行けるかもしれないが、今回も県道からの撮影にした。

さぁ、一番大きい眼鏡橋「宝珠山橋梁」まで、戻ってきた。おっ、ゴトンゴトンと音がしてきたそ。きたーー

やっぱりちょっと遠いので、橋の近くまで行ってみることにする。

まだ時間はある。「ブルーシートに銀杏が落ちているな」とか、「のんびりとした風景に癒されるなー」とか言いながら、あちこちふらふらして写真を撮っていると、音が…

「しまった!」と思った時には、後の祭り。折角晴れ間が覗いてくれたのに、日頃の行いが祟ったのかもしれない。

今回調べて、「原(ハル)のめがね橋」という小さな眼鏡橋が、国道211号線沿いにあることが分かった。 ここ

「また行こう!」と言ったら、ちちは怒るだろうな。トホホ…

いぶき館

残念な思いを胸に、気持ちを切り替えようと「いぶき館」へ向かう。

駐車場から、ゆっくり上っているスロープ状の道を行くと、その建物はひっそりと建っていた。

館内は写真撮影禁止なのでご紹介できないが、時代ごと切り取って来たかのような建物は、一見の価値ありと思う。

まさしく歴史の証人だ。平日だったので、ラッキーなことにははたちの貸切だ。

時間があるのでまずは、10分ほどの紹介ビデオでざっとおさらい。その後館内を回るが、何と係の方の丁寧な説明付きだ。

さて、いよいよ別館に移動。

福山小夜さんという版画家の方が制作されたという高倉健さんの版画(シルクスクリーン)が数点置かれていて、話しかけるとむくっと起き出してきそうな迫力に圧倒されたり、映画ポスターの中から飛び出してきそうな若き日の健さんを心行くまで堪能して、ははも少し若返ったかも。

健さんの意向だろうな、都会ではなく、ゆかりの場所で開催中というのはうれしいが、いつ打ち切りになるか定かではないという。

はてさて、ははがもう一度訪れることはできるだろうか。

 

10/25追記)

高倉健さん(82)に、2013年度の文化勲章が送られることが決まり、本日1025日に政府が発表しました。

高倉健さん、おめでとうございます!

受賞にあたり発表したコメントは、映画への熱い思いやお母様のことな多くを語っていて、寡黙な健さんにしては珍しいです。

新しい作品で、俳優としてさらなる高みを目指す高倉健が見られそうで嬉しいです。

 

映画俳優として58年、205本の映画に出演させていただきました。

大学卒業後、生きるために出会った職業でしたが、俳優座養成所では「他の人の邪魔になるから見学していてください」と言われる落ちこぼれでした。それでも「辛抱ばい」という母からの言葉を胸に、国内外の多くの監督から刺激を受け、それぞれの役の人物の生きざまを通して社会を知り世界を見ました。

映画は国境を越え言葉を越えて、“生きる悲しみ”を希望や勇気に変えることができる力を秘めていることを知りました。

今後も、この国に生まれて良かったと思える人物像を演じられるよう、人生を愛する心、感動する心を養い続けたいと思います。

映画俳優・高倉健を支えてくださった多くの方々に、深謝申し上げます。どうもありがとうございました。

 

親授式は113日に皇居で行われます。

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デジカメ写真館

 

2013/10/20ちょこっと直方観光(直方市石炭記念館、福智山ろく花公園)」

2013/10/21宮若市脇田温泉(ホテル楠水閣、めかりSA)」

 

 

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