201379日(火) 飯塚ぶらり1

飯塚市歴史資料館

何年も飯塚へ行っているのに、まともに市内観光をしたことがなかった。ぽっかり時間ができた9日、思い立って出かけてきた。

まずは、よくその前を通っていた飯塚市歴史資料館から。

駐車場を下りると、そこには、埴輪や石室、歌碑などのお宝がさりげなく配してある。

「カクメ石古墳石室」は飯塚市大字下美緒(しもみお)字カクメ石の飯塚東小学校近くにあったものを、平成710月に、保存のためこの場所に移築したと書いてあった。カクメ石古墳は、今から約1500年前に作られた豪族の墓と考えられているらしい。

名前の下に出土先と思しき県名が。埼玉県とか群馬県とかかろうじて読めるけど もしかして本物なのか?レプリカなのか?

左から順に、「挂甲をつけた武人」「馬」「ふりかえる犬」

左)農夫 右)おどる女

入口で、JAFカードを持っていないかと聞かれ、ちちが車まで取りに戻る。もしかして、団体割引料金になったのか?ラッキー! 「旧伊藤伝右衛門邸でも、割引になります」と教えていただいた。ありがとう!

案内のビデオを何点か見て、事前学習してから展示室へ。残念ながら撮影禁止なので、館内の写真はない。

ははは、それ程歴史好きではないけれど、想像していたより立派で、結構楽しんでいる自分を発見。立岩に遺跡があったのも今回初めて知ったし、本物の甕棺は壮観だった。

実は、「大分(だいぶ)八幡宮」の大クスなどを見に行ってみようと思ったのは、ここでの展示をみたからだ。

〇飯塚市「飯塚市歴史資料館」のHPこちら

旧伊藤伝右衛門邸

旧伊藤伝右衛門邸は、筑豊の炭鉱王と呼ばれた伊藤伝右衛門の本邸として明治30年代に建てられ、大正初期、昭和初期に数度増改築されたと概要には記されている。あちこちにあった伊藤家のお屋敷も、現存するのはこの本邸だけとか。伝右衛門の没後、一度は売却され、取り壊しも検討されていたらしいが、文化遺産として存続を求める飯塚市民の熱意により、飯塚市に譲られることが決まったそうだ。「飯塚市は、いい仕事をしたな〜」と、応援したくなった。で、わずかばかり寄付(ふるさと納税)をしたははなのだった。

伝右衛門は明治44年、大正天皇の従妹にあたる伯爵柳原前光の娘・Y子(あきこ・白蓮)と再婚することになり、彼女のために贅を尽くして改築したという。建物は飯塚市有形文化財、庭園は国指定文化財となっている。

〇「旧伊藤伝右衛門邸」のHPこちら

休館日:水曜日(祝日の場合は開館)・12/29-1/3 930-1700(入館1630まで) 

入館料:大人300円(240円)、小・中学生100円(80円) ( )内は20人以上の団体料金 土曜日は小・中・高校生は無料

高校総体及びお盆期間中の 2013年(平成25年)87日(水)、14日(水)は 臨時開館

幸袋にある旧伊藤邸から23分歩いたところに、ひろーい駐車場(大型車を除く)がある  930-1700

元内閣総理大臣 麻生太郎氏揮毫

表玄関(南棟)で靴を脱ぎ、袋に入れて持って入る

玄関入ってすぐ左手には、英国仕様の「応接室」 マントルピースのタイルとステンドグラスがひときわ目を引く

右手には「書斎」

「中之間」には、珍しい木製金庫

化粧室

食堂

100mはあろうか? 西棟から北棟をのぞむ

15畳の大広間に12畳の次の間が続く、北棟の「本座敷」

長〜い廊下から外を見ると見事な「庭園」  水の流れがないのがちょっと寂しい

本座敷ほどではないが、立派な「中座敷(主人居室)

中座敷の上部にある2階座敷は白蓮の部屋

白蓮の居室は数寄屋風  景色もいいが、開け放たれた窓を通り、部屋を渡っていく風が実に気持ちいい

瓦の1枚まで特注 伊藤の文字

明治、大正、昭和、平成と時を刻んできた長い廊下

ボランティアで説明してくださった方が、帰りに、表玄関の瓦も見て帰ってくださいと言われたが、ほんと立派

新設したトイレまで昔の佇まい  さすがに中は、温水洗浄便座で近代的

「白蓮館」は、大正前期に建てられた「伊藤商店事務所」利用か

暑いので、自販機でお水を買った

「書生棟」 これだけ広ければ、書生も多かったんだろうな

奇岩があちこちに

太鼓橋(円月橋)

16基も探せなかったけど、石灯籠や層塔があちこちに

八角形の東屋

屋根も壁のくり抜きも面白い

やはり記念撮影

最後にまた、長屋門(正門)の屋根を見上げた

25歳の年の差婚(50歳と25歳)とか、絶縁状の公開とか、彼らについてほんの一部分しか知らない。伝右衛門と白蓮が生きた時間と空間を感じられればいいなと思っていたが、ボランティアの方の的を射た説明と愚問への丁寧な回答で、思っていたより長時間過ごしていたようだ。しかし、広くて疲れた。

最後に、正門わきにある「白蓮館(お土産ギャラリー)」に立ち寄った。各種グッズ以外にも食べ物もあって、このところ石炭に惹かれているははは、竹炭きんつば「ぼた山」なるものをゲット。

 

開封した写真を撮るのを忘れた。

よくある四角ではなく、平べったい三角形で、色は、竹炭入りなので黒。真中に金粉がちょこっと載っている。あんこ好きとしては、もっとがっつり、粒あんだらけの方がうれしいかな。6ヶ入り1050円。

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