2013年11月6日(水) 帝釈峡2(白雲洞・唐門・鬼の供養塔・雄橋) |
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「帝釈峡1(神龍湖)」でも書いたが、ちちもははも初めて訪れる帝釈峡は、「神龍湖(しんりゅうこ)」を境に、上流を上帝釈峡、下流を下帝釈峡と呼ぶ。かなり広いようなので、まずは渓水が形成したという「雄橋(おんばし)」などがある「上帝釈峡」に行ってみることにした。 ○国定公園水源郷「帝釈峡観光協会」のHPはこちら (東側)庄原市東城町川東1175 電話:08477-2-0525(東城町商工会内) ○神石高原町観光協会のHPはこちら (西側)神石郡神石高原町小畠2025 電話:f0847-85-2201 もう9時前になっていたが、三次の展望台を出発してすぐは、まだ霧が深い。ゆっくり進む。 |
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江の川にかかる「寿橋」のあたりも霞んでいる。七塚原SAで朝ご飯を食べようと寄るが、ラーメン屋しかない。良く見るとモーニングがある。さすがに朝ラーメンや朝カレーはと、モーニングセットにしたが、朝ラーメンの方がよかったかな? |
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帝釈峡まであと5km。もう10時になるというのに、霧がかかっている。やっぱり今日は撮影日和ではなかったようだ。 |
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帝釈峡PAの紅葉(もみじ)が、真っ赤に紅葉して素晴らしかった。 |
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10時12分東城を下りる。どこを見回しても紅葉が進んでいて、景色を見るのに忙しい。 パク・シニャンさんとキム・アジュンさんが出演した韓国ドラマ「SIGN(サイン)」のロケ地になったと書いてあるが、そうだったかな? |
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「まほろばの里」も「時悠館」も定休日だった。一体どこのトイレにいけばいいんだよぅ。 |
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国定公園帝釈峡 鍾乳洞「白雲洞」 |
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10時45分。駐車場前で人が待っていて駐車料を徴収。400円は、帝釈峡観光協会が徴収する「帝釈峡保全協力費」となっていた。 トイレに駆け込んで、いよいよ「中国自然歩道」を歩く。10時50分駐車場を出発。 |
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お天気が良く、空は青く、高い。もみじが一層生えそうだ。 |
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まず「白雲橋」と名付けられた橋を渡り、3分も歩くと「白雲洞」という案内看板が見えてくる。 |
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石灰岩でできた奥行200mの鍾乳洞窟という説明 |
洞内の平面略図 |
約10分あまりで見学可能と書いてあったが、結局20分以上も見ていたちちとはは。面白いお宝が一杯で、入場料250円は超お得。 |
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岩間から湧き出る冷水「不老の泉」 |
入口を入っていくと |
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チケットの裏にも略図があるけど、暗いし、字も小さいのでよく分からない。ぶら下がっている表示を頼りに奥へ進んでいくが、説明板と較べてもよく分からないものがあったり、暗くてよく見えないものもある。 |
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「天狗岩」言われてみれば、左の方に黒っぽい長い鼻? |
おじぎ岩 |
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ぼさつ岩? |
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不動尊 |
洞を支配する大神の巨大な横顔「白雲天」 |
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菩薩岩 |
縁結びの神(月下氷人) |
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左)30万年〜200万年の間水に溶けてできた洞(目)「月の兎」。 右)水滴が溜まるとぽとんと落ちる 上からの鍾乳石は1p伸びるのに100年、下からの石筍は200年かかる。気が遠くなる歳月の奇跡の贈り物が一杯詰まっていた。 |
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コケだけでなく、青々とした植物も生きているなんて… |
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約1万年経ってできた形の整った石筍「竹生岩」だったか? |
満月岩 |
唐門(からもん)・鬼の供養塔 |
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外にでるとまた、別世界。ははには鳥のさえずりは聞こえなかったが、せせらぎの音は目で楽しめるらしい。新緑の季節もいいだろうなと思えるような、見ているだけで涼やかな音がしてくるようだった。 |
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1〜2分も歩くと、「唐門(からもん)」が見えてくる。帝釈川の支流にかかる天然橋で、昔はこの支流が石灰洞をつくっており、その後、洞窟の天井部分が崩れ落ちて、入り口部分だけが天然の橋になって残ったと書かれていた。通り抜けもできるらしい。「鬼の唐門」とも呼ばれているとか。 |
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「唐門」から3〜4分歩くと、左手に「鬼の供養塔(おにのくようとう)」が見えてくる。 石柱は、10メートルにも及ぶそうで、帝釈天に命じられて、雄橋(おんばし)、雌橋(めんばし)を造った陰陽二鬼神の供養塔と言われていると書かれてあった。 |
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雄橋(おんばし) |
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「鬼の供養塔」から20分くらい歩くと「雄橋」に着くらしいが、見事な紅葉を見ながら歩く道は、すこしも長く感じることはない。帝釈川に架かる苔むした橋も風情があって、好ましい。 |
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1987年(昭和62年)に天然記念物に指定された「雄橋(おんばし)」は、全長90m、幅18m、暑さ24m、高さ40m(川底から)という石灰岩でできたアーチ橋という説明だ。日本の代表的な天然橋で、似たような規模と構造、歴史を持つアメリカ・バージニア州にあるロック・ブリッジと肩を並べるとも書かれている。重いので、広角レンズを車においてきて激しく後悔。何度失敗しても懲りないははだ。 |
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名勝 帝釈(旧字)川谷と書かれている |
川に下りてみる |
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絶対川に下りるべし。川から見上げた景色がまた、素晴らしい。 |
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いつもまでも居たいが、そういう訳にもいくまいと、ここから引き返す。後から、目と鼻の先に「断魚渓」があったことを知る。この先はもう何もないという人の言葉をつい信じてしまった自分が、超悔しい。紅葉がきれいだっただろうな。 |
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来るとき最初に渡った橋は「紅葉橋」というのか。「もみじはし」でいいのかな? |
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いたる所に願いごとをしているのか、石が積まれている。何の神様に祈っているんだろう? |
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12時30分、茶店までも戻ってきた。写真を撮りながらゆっくり歩いたのもあるが、紅葉のあまりの美しさに、自然と歩みが遅くなったと見える。空気もおいしかったし、自然と笑顔になる。 |
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一旦茶店を通り過ぎたが、「ぜんざい」の文字が目に入り引き返す。もうお昼すぎてお腹も空いていると。 |
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ちょっと塩が強く、ちちの作ってくれるぜんざいの方が、ははには美味しかった。ちちの味に飼いならされたということか? |
2013/11/06「霧の海を拝めるか?」「帝釈峡1(神龍湖)」
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