201363日(月) 鞠智城跡・番所の棚田

鞠智城(きくちじょう)は、663年の白村江の戦いで、唐・新羅の連合軍に大敗した大和朝廷が日本列島への侵攻に備え西日本各地に築いた城の一つで、九州を統治していた大宰府やそれを守るための大野城・基肄(きい)城に武器・食糧を補給する支援基地であったと公式ウェブに記されている。発掘調査を行いながら建物を復元し、歴史公園として整備されているのか。

2004年(平成16年)227日)国の史跡に指定された。

〇熊本県立装飾古墳館別館「歴史公園鞠智城・温故創生館」のHPこちら

〇山鹿市菊鹿町米原443-1 ☎0968-48-3178

見えてきた!今日は、時代や人々の暮らし、お城の構造などを展示と映像で学べる「温故創生館」がお休み。公園内はかなり広そうなので、主な復元建物だけを見て回ることにする。

温故創生館

鞠智城温故創生之碑

鞠智城のシンボル「八角形鼓楼(ころう)」

米倉

防人の住まい「兵舎」

1999年(平成11年)1024日 天皇皇后両陛下行幸記念樹

武器などを保管していたとみられる「板倉」

案内には、「九州自動車道菊水ICから県道16号線、国道325号線を菊池方面。鹿本町来民交差点から菊鹿町方面へ約25分」とある。彼岸花が咲く9月中旬には案内表示が出るのかもしれないが、今は訪れる人もいない季節とあって、「番所」という場所自体が見当たらない。どうも行き過ぎてしまったようだ。

うろうろしていると、1台の車発見! 声を掛けると「今から行くところです。後ろをついてきてください」と、親切な申し出。感謝!

〇熊本県山鹿市観光課「山鹿探訪なび」HPの「番所の棚田」のページはこちら

道案内をしてくださった方は、田んぼの方を指さし「わたしも、今からあそこで田植えです」といいながら、ははたちのために、近くで作業中の方に車を停める許可までとってくださった。

長居はできないが、安心して棚田を上から眺められる。ありがとうございます!

この地区もそうだが、見事に積み上げられた石垣が美しい。水を張った田んぼに植えられた稲が風にゆれる風景はどこか懐かしい。稲穂の黄色、彼岸花の赤も見事だろうが、はははやっぱり水を張った田んぼの稲が好きかも。

途中まで下り、可能な限りの望遠で下の方を覗いてみると、作業中の二人のシルエットが絵になっている。当人たちはそれどころではないだろうが、仕事をする姿はやはり美しい。

どこで迷ったのか道を確かめたくて戻ってみると、「番所公民館」方面へ「番所橋」を渡ると判明。

番所の棚田に近づくと、棚田が左右にちらほらと見えてくる。少し速度を落として左手に注意していると見えてくる。はははぼーっとして助手席に座っている(ときどき寝ている)が、ナビゲーターがしっかんりせんといけんかったんじゃ。

このあたりでは、平地でも田植え中

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デジカメ写真館

 

 

201363日(月) 相良寺・石のかざぐるま

今度は、番所から5分ほどの所にある「相良寺(あいらじ)」だ。千手観音座像がご本尊。

神社の南約1キロのところにある竹林に、樹齢1000年という、国内ではここだけという「アイラトビカズラ」という特別天然記念物のマメ科の植物が自生しているらしい。「アイラトビカズラ」の花の時期は4月下旬から5月中旬ということで、花の時期は逃したが、今回は、水が張られた棚田に植えられたばかりの稲の青を見たかったので、仕方ない。神社に分植されたトビカズラでお茶を濁す。(佐世保の九十九島にも自生しているらしい)

〇熊本県山鹿市観光課「山鹿探訪なび」HPの「相良観音(相良寺)」のページはこちら

相良寺を後に20分も走ると、一本松公園の風車が見えてくる。公園からは山鹿の町が一望できる。

羽根の大きさでは日本一、九州唯一の石の風車で、風速3メートル(ススキの穂がゆれる程度)で羽根が回ると書いてあるが、こんなものが風で動くとは信じがたい(風が正面から吹いたときという但し書きがある)

〇熊本県山鹿市観光課「山鹿探訪なび」HPの「一本松公園(石のかざぐるま)」のページはこちら

帰ろうとふと見ると、大きな岩が見える。かなりボケているが、何だったのかなと、あとから地図で調べてみた。どうもあれが不動岩だったみたいだ。「ふどういわ」ではなく「ふどうがん」。そんなもん、読めるか!

残念だけど、今回はパスだな。

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デジカメ写真館

 

201363日(月) 山鹿温泉元湯 さくら湯

今日はあちこち欲張りすぎた。5時近くになったので、今夜のお宿の山鹿温泉「富士ホテル」を目指す。

花ショウブが見たいと思っているので、明日の朝は早いかもしれない。今夜のうちに「さくら湯」に行っておこう。

チェックインを早々に済ませて宿をでた。道後も良かったけど、ここもなかなか趣がある。

〇熊本県山鹿市「山鹿温泉元湯 さくら湯」公式HPこちら

〇山鹿温泉「富士ホテル」のHPこちら

山鹿温泉では、殿様の湯「龍の湯」に無料ご招待のキャンペーン中だ。この湯に入浴できるのは開湯(オープン)以来初めてのできごととか。ライバルが増えるから、本当は知らせたくないんだけどなぁ。「HPを見る人もおらんのに、そんなに倍率は変わらんじゃん」ともう一人のははの声。確かに…

〇公式HPの「お知らせ」は ここ

〇くまモン 山鹿温泉さくら湯 入浴シーン(youtube) ここ

【さくら湯入湯者10万人達成記念「龍の湯」特別無料ご招待】

10900-1030, 21100-1230, 31300-1430, 41500-1630, 51700-1830

応募期間:201361日(土)〜624日(月)必着 (さくら湯、山鹿温泉観光課に直接持参も可)

ただし、新聞やテレビでの取材・撮影に応じることができる方(入浴時も含む)という条件が付いています。

各時間帯に一人一応募のみ、最大5応募可能。1応募で入浴可能な人数は家族8人まで。

さくら湯までの交通費は支給されません。官製はがきで応募もOKです。お早目に。

 

マンホールまで山鹿らしい

自分で天ぷらを揚げて食べるのは、ホテルでは初めてだ。昔、「とうかさん」裏手にある天ぷら屋さんに良く行ったなぁと思い出す。まだお店はあるんだろうか?こんなに食べられるのかと心配したが、味付けがははの好みで、あっと言う間に完食。満腹だ。

↑おまけのくまモン。

宿のお風呂は昔風で結構好みだった。屋上に、後から工事したと思われる露天風呂があったが、個人的には要らないのではと思う。建物は古そうだったが掃除が行き届いていたし、丁度難しい時期だと思うのに薄手の布団が用意され、寝具にも配慮があった。氷水も用意されていて、歩き回ったははたちには随分有難かった。テレビはBSも、字幕もOKだった。

洗練されたプロのもてなしではないものの、心のこもった暖かい歓迎がうれしい宿だった。研修生のイケメンが、先輩にしっかり仕事を習っていたが、彼にも立派なホテルマンになって欲しいな。

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デジカメ写真館

 

2013/06/03道の駅 七城メロンドーム」「菊池渓谷

2013/06/04日輪寺・湯町橋」「小栗郷花しょうぶ」「田中橋」「不動岩(ふどうがん)

2013/06/04八千代座・豊前街道」「高瀬裏川 花しょうぶまつり

 

 

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