2013217日(日) 鳥栖アウトレット・蕨野の棚田

半額で温泉に宿泊できる(場所は候補の中からこちらで選べる)キャンペーンに当選し、佐里温泉登栄荘に出かけることになった。実は初めて聞く名前だったが、一度は行ってみたいと思っていた「蕨野(わらびの)の棚田」のすぐ近くにあるので、佐賀県唐津市相知(おうち)町にあるこの温泉宿に(勿論ははが)決めた。

飯塚を昼過ぎに出発。少し早く宿に着きすぎるのではと思ったが、ちちには思いがあったらしい。倉敷に三井アウトレットパークができて、ははが一度行ってみたいといっていたのを覚えていて、ならば鳥栖(三菱だが)にと、少し足を延ばしてくれたみたいだ。

あちこち店を覗いてみるが、何かを買おうと思って行ったわけではないので、なぜか熱が入らない。まぁ、どんよりとお天気も悪かったしね。

○鳥栖プレミアムアウトレットのHPこちら

テレビなんかで見る入口そのままだ

結構遅くまで開いてるんだね

香蘭社で食洗機・電子レンジOKのお椀を買う

ゴミ箱が変に主張していなくて、はは的には“つぼ”

食事する場所を探すが、どこも長い列。並びたくないちちとははは、サブウェイでテイクアウトし、駐車場の車の中でぼそぼそと遅めの昼食。「多分夕食はごちそうだから、結果、これでよかったんよ」とお互いを慰める。結局、お椀と限定のゴディバのチョコレートを買い求めただけでアウトレットをあとに、宿へと向かう。

ちちは宿に直行したかったみたいだが、もう来られないかもと無理を言って棚田へと向かう。

車を止めて広場から見ると、山(農水省の「蕨野の棚田」のページによると八幡(はちまん)岳というらしい)の斜面一帯に棚田が広がる。「ついにきたぞ〜」。佐賀県唐津市相知(おうち)町「蕨野の棚田」は、棚田百選にも選ばれていて、ははでも知っている有名なたんぼだ。菜の花もなく、田植えや初穂の緑色もなく、ましてや実りや彼岸花の色もなく、選りによってな〜んにもないこの時期になってしまったが、それでもうれしい。

〇さが棚田ネットワークのHPこちら

〇棚田サミットも行われたらしい ここ

相知町の観光案内板

棚田入口の交流広場から見える棚田

少し斜面を登って広場をみたら、水車?

ちゃんと動いていた

こんなもんではないはずと、車で行けるところまで行くと

見晴らし台らしき場所があった

それでも、たんぼが緑で嬉しかった。目を閉じて、一面の菜の花や彼岸花を想像してみるだけで結構幸せ。どんより曇った空は、厳しい寒さも運んで来たようで、早々に退散、宿を目指す。

今夜のお宿は、佐里温泉登栄荘さんだ。

〇佐里温泉登栄荘のHPこちら

佐里温泉唯一のお宿

冬はイルミネーションが点灯。白い点は月ではなく雨つぶ

料理はどれもおいしかったけど、どれか一つを上げるとしたら豆腐だろうか。絶品だった。

朝食はお茶漬け。土鍋で炊いた炊き立てのご飯をはじめ、地元の新鮮食材が堪能できる。

朝食後、宿の中にあるパン屋さんでコーヒーをいただいた(無料)。ははの好みの味と香りが朴訥な店主のもてなしと相まって、一層好感度がます。本格石窯で焼いたパンのなかから、レーズンたっぶりでずっしり重いレーズンパンをお持ち帰りしました。400円だったかな?おいしかった。

宿泊した部屋は2階だ。今回の宿も残念ながらエレベーターがなかった。「エレベーターがないんですね?」「儲けたらつけますねー」と中居さんがナイスな返答をしてくれたが、昔の旅籠は、確かにエレベータは作らないよね。2階建てだし。露天ぶろ付きの客室が1階にあるようだったけど、半額だったから泊まれなかったのかなぁ(でも文字通りの半額ではなく、キャンペーン実行委員会が半額を負担していると思うんだけどな)。建物が古いのは仕方ないと思うけど、布団も昔風なのか、重くて夜中に何度も目が覚めてしまった。窓を開けただけで網戸が下に落ちてしまうし、翌朝は雨の中を出発だったのに傘も貸してくれないしと、いろいろ言いたいことはあるけど、まぁまぁの旅だった。

温泉については、ガイドブックに紹介されない穴場中心の福岡地域情報サイト「福岡のダークホース」さんの佐里温泉のページが見た目そのままなので、ご紹介します。主様お借りしますね。

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2013218日(月) 鷹島・浜野浦の棚田・呼子

ここまで来たら「呼子でいかを食べなきゃね」と玄海町を通って、呼子を目指すことにする。

大粒の雨だが、少し時間があるので鷹島肥前大橋を渡ってみることに。

鷹島肥前大橋は、玄海国定公園の最西端に位置し、佐賀県唐津市と伊万里湾に浮かぶ元寇の島「鷹島(ホークスアイランド)」を結ぶ橋で、なんと平成9年度から20年度(H21.4.18無料供用開始)の長きに亘る約200億円の大事業だったとか。全長5130mで橋梁部は1251m(うち斜張橋840m)とでっかい橋だが、佐賀県(唐津市肥前町)と長崎県(松浦市鷹島町)の両県民の期待もさぞでっかかっただろうなと推測される。もしかして、ソフトバンクホークス(南海ホークス)の名前はここから?

橋を渡ると道の駅「鷹ら島」。この道の駅は、1.福を招く(養殖トラフグ・マグロの島!)、2.勝運を呼ぶ(元寇の役で神風が吹き、勝利を導いた島!)、3.宝を得る(皆様の心に宝を授けたい!と、道の駅「鷹ら島」と名付けられたとか。

○長崎県松浦市HPの「鷹島肥前大橋建設事業の概要」ページはこちら

本降りの中、橋を渡ると

道の駅「鷹ら島」

強い風と雨に傘が差せない…

10mから11m位だったけど

呼子への途中、棚田が見えてきて、車寄せに車を止めてもらう。「浜野浦の棚田」っていうんだ。ここも棚田百選に選ばれているんだと知る。大粒の雨で、ゆっくり案内を見る気にならず、少しだけ写真を撮ってすごすごと退散。展望所があったのを後から知るが、仕方ないよな。ここならまた来られるかもしれないし。4月下旬から5月上旬の田植え時期の「夕日」が見ごろのひとつなんだ。

さが棚田ネットワーク「浜野浦棚田」のページはこちら

夕日が背景の棚田、どんなにきれいなんだろう〜

冷たい雨で、まだまだ冬だと実感した旅だったが、菜の花が咲き、水仙が風に吹かれ、梅がほころび、確実に春に向かっていることも感じられた。呼子のいかもしゅうまいもおいしかったし、明日から緊縮財政だ!

道中の梅があまりにも見事で、1枚撮らせていただいた

そうこうしていると、呼子大橋

着いた!

ははは2度目だ

随分大きさが違うけど…

そんなに睨むなよ!

山盛りの天ぷらになってしまった!

結構はやく閉まるんだね

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