20121103日 道の駅 マイントピア別子

一般に「東洋のマチュピチュ」と私たちが思っている場所は東平(とうなる)ゾーンのことをいう。早く見たいと気は焦るが、まずは、道の駅となっているマイントピア別子端出場(はでば)ゾーンへ。

これも斜張橋と言うのだろうか?

一瞬、橋がまだ続いているのかと思うような道の駅入口を入って左手駐車場奥に、何やら建物が見える。赤レンガ造り、銅板葺屋根がまるで明治を思わせるような建物だ。昭和5年から閉山まで、第四通洞を核として採鉱の拠点となっていた本部跡地に建設されたという端出場ゾーンの中心となる端出場記念館のようだ。ここの4階に温泉入浴施設「ヘルシーランド別子」があるんだね。小さいながら露天もあるみたいで、楽しみだ。

〇世界的産業遺産の里 マイントピア別子の公式サイトはこちら

愛媛県新居浜市立川町703-3 TEL0897-43-1801

〇新居浜市観光協会サイトはこちら

橋を渡った後、振り返って道の駅入り口をパチリ

端出場記念館

まずは、駅から観光鉱山へ行くため、1階で券を買う。

観光坑道見学と鉱山鉄道だけだと1200円(残念ながらセット券には使えなかったけど、公式サイトには960円になるクーポンもあるよ)だけど、温泉は外せないし、欲ばりなははは砂金採りをして一攫千金を狙いたいしと、予定通り「銅山観光+温泉+砂金採り」のCセットを購入。大人12180円なり。

砂金採りは30分。最終受付が1530分か?じゃ、まずは、鉱山を観光して、ご飯を食べてから砂金採りにチャレンジしよう。温泉は22時(21時最終受付)までやっているから、一旦東平へ行ってから、戻ってくることにしようと決めた。勿論ははが。

記念館を入って右手にある切符売り場

2Fにある端出場駅

20分毎に出発。おぉ、「別子1号」が待ってる!

当時の蒸気機関車を82%に縮小した列車

運転席

ドイツ語かな? 1882年? No.2682

「もう出るで!」と、ははを待っているちち

十月桜だろうか?

列車は、昔使用されていた鉱山鉄道を走って旧火薬庫を利用して作られた長さ333メートルの観光坑道へ♪

さぁ、2階の「端出場駅」から鉱山鉄道「別子1号」に乗って観光鉱山へしゅつぱーつ!

45分も乗っていただろうか?あっという間もなく着いてしまった。

もう着いた!

やっぱり、記念写真は撮っとかないとね

鉱山入口の観光坑道案内を確かめて、坑道入口へと向かう。

心は東平ゾーンに飛んでいたので、少し駆け足で見学したが、体験ゾーンは思ったより楽しく童心に帰って遊べた。写真の撮影時間を追ってみると、1120分発の列車に乗って、見学を終え、再び端出場駅に着いたのが1220分と丁度1時間の小旅行だ。ゆっくり時間をかけて見学し、帰路は列車に乗らず散策しながら帰ってもそんなに時間はかからないと思う。

子供連れが多かったかな

坑道内の案内図

銅太君っていうんだね!

観光坑道入口

端出場坑道

坑道内部

足元は結構明るいし、水もない

今日は18度くらいだったみたいだから…

江戸ゾーン

最初の坑道「歓喜坑」。抱き合って喜んだんだー

堀場(つぼ)

湧水の引揚げ

採鉱のために

昼も夜も湧水を汲み出していたそうだ

坑口と風呂場

45s、女30sを運ぶ仲持ち(運搬夫・婦)

再び暗がりを抜けると

近代ゾーン。明治から昭和を再現した大きな模型

住居跡か?

トロッコ列車?

採掘の様子?

さまざまな鉱物も展示

200発掛発破器

体験ゾーンで大きな石を持ち上げてみた

写真を撮りながら少し散策してみようと思ったが、丁度列車が待っていたのでつい乗ってしまった。ちちが少し足を痛めていることもあり、大事を取る。ってことにしているけど、ははも横着することに。

出発前。今度はばっちり正面だけど、何か暗いね

「芦屋川鉄橋」のようにも見えるし…違うか?

2分くらいに感じる。 行きも短いと思ったけど…

もう一度、記念撮影。ハイ!チーズ

「砂金採り」が気になるが、お腹がすいてきたので体験場を横目にバベキューをしている広場へ移動する。

だがしかし、注文したお肉がなかなか出てこない。食べ物も飲み物(ウーロン茶)も。

待ち時間は長く感じるから実際はそれほどではないのかもしれない。広〜い原っぱを子供たちが駆けたり、鉄棒にぶら下がったりして遊んでいるが、イライラしてきて、写真を撮る元気も出ない。あまりにも待ちすぎて(すぐ焼いて食べたので)お肉の写真を撮るのを忘れた!溶かしていて包丁が入らなかったのかと思うくらい凍っていたけど、いいお肉でした!お腹もいっぱいになり、いよいよ砂金採りだぞー。

ちらっ! 「砂金採り」が気になるぅ

お肉の写真の替りにならないよね?

腹減った!ピースなんてしてる場合か!

何かの舞台かなぁ

なかなか思うようにいかないなぁ。

30分のうち2/3ほどが終わった頃に、よく遊び(失礼!)に来るという地元のおっさん(ははに言われたくない?)がやり方を教えてくれて、俄然調子が上がってくる。入口で(淡々と)説明してくれるし、採り方ビデオも放送されているけど、これがトルコ石だよとか実際の宝石を見せてもらったらよく分かる。

事実、ははがまず金をゲット。ちちも、ははもトルコ石をゲット。ははは、欲ばりだから何やら人の顔をしているような(気がした)石など数個も取った。金3+トルコ石1。ちちは、銀3+トルコ石1という結果。

最初30分は短いんじゃないかと思った。終わるころには調子が上がってきたが、やはり腰が痛くなりはじめ、いい時間設定をしていると感心。もう少しと思うくらいがちょうどいいよね。夢中になりすぎて、ちちの写真撮るの忘れた。やっぱははは欲張り…

お昼を食べ、砂金採りが終わったのが1340分。さぁ、いよいよ「とうなる」が待っているぞーー

こんなのが入っているらしい。小さい方だよ

左)ちち    右)はは

あまりにも長くなってしまったので、試しに前置きを一部後ろにもってきてみた。「後置き」?

楽しみながら学べる体験型遊学パークと銘打った鉱山観光ができるマイントピア別子。勿論初めてだ。

ネット上では、随分前から「東洋のマチュピチュ」と言われて素敵な写真とともに紹介されていた。今回急きょ行くことになったのは、中国新聞(夕刊)に紹介記事が掲載され、ちちが興味を持ってくれたから。34年前にははが勧めたときは見向きもしなかったのに、やっぱり新聞の力って、すごいな。

別子銅山は、江戸時代日本三大銅山(栃木県足尾銅山、茨城県日立銅山)のひとつとして栄えてきた銅山で、元禄41691)年開坑、昭和481973)年閉山になるまで283年の長きにわたり掘り続けられて、世界一の産銅量を誇った大銅山と説明されている。

平成3年にマイントピア別子(端出場ゾーン)が、平成6年に東平(とうなる)ゾーンが完成し、産業・文化遺産を生かした観光施設として生まれ変わった。マイントピアは、鉱山(マイン)+ユートピアを掛け合わせた造語なんだね。「はでば」は何とか読めたけど、またしても「とうなる」はダメだった。「こっとい」に次ぎ完敗だ。

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